読み物 Blog

2020/05/02 00:56

筍がすくすくと成長する春の暖かい日。



世の中はコロナに関するニュースでいっぱいですが、
今年も遂に田植えの準備が始まりました。

苗床(なえどこ)の準備です!

苗床とは何か・・・

簡単に言うと、
お米の赤ちゃんを寝かせる
お布団みたいなものです。

一つ一つのトレイの中に栄養豊富な土を入れ、
お米の赤ちゃんをゆっくーり、やさーしく寝かせてあげます。



↑このシートの下にお米の赤ちゃんたちが眠っています。

現在、実際に苗を植える田んぼには、
蓮華(れんげ)の花が一面に咲き誇っています。



実はこれ、
稲を植えない時期に蓮華を植えることで、

・蜂蜜(れんげ蜜)の採集

・土壌の改良(田植前に蓮華ごと土を鋤(す)き込みます)

に繋がっているのです。
素晴らしい、自然サイクルです。

水田の水面に空が映る景色もきれいですが、
蓮華の花が一面に広がるこの景色もとてもきれいです。



今からが、本格的に草刈り等が始まります。
草は今からの時期本当に元気です・・・。

ただ、毎年思うことなのですが、
機械も何もない時代に昔の人達は手作業で
よくこういった作業をやっていたなと思います。

結(ゆい)と呼ばれる協力のコミュニティーで
協力しながらやっていたそうですが、
お互いを助け合うことできつい作業などもみんなで乗り越えてきたのかなと思います。

いずれにしても昔の人達はすごい!

と思いを馳せるのでした。


今年も美味しいお米ができますよーに。